ドイツではろうそくを冷蔵庫で保存する

2012/03/08

ドイツは10月最後の日曜日から3月最後の日曜日まで冬時間です。暗い冬の時期は、家庭やレストランなどでキャンドルを利用することが多くなります。
このキャンドル、冷蔵庫で冷やしてから利用するのがドイツ式。理由は、冷蔵庫で冷やすことでキャンドルが長持ちするからです。急ぎの時は、冷凍庫で2時間ほどキャンドルを冷やして使うと効果があるようです。

ドイツ人がキャンドルを愛用している背景を探ると、ドイツ人の祖先ゲルマン民族にさかのぼります。ゲルマン民族は、暗い森で生活し、敵や獣に襲われる危険から逃れため、松明の小さな炎で生活していました。小さな炎を見つめながら暖をとり、暗く長い夜を過ごすことが常だったことから、その生活習慣が色濃く引き継がれ、暖炉やキャンドルで生活を楽しむようになったのです。
キャンドルの発明は、今から5千年前にさかのぼるといわれています。西洋でキャンドルが知られるようになったのは、コンスタンティヌス大帝が登場した頃からのようです。特に暗くて湿気の多いローマの地下埋葬所で過ごすことの多かったキリスト教徒にとって、キャンドルは大変貴重な照明でした。

ローマの地下埋葬所とドイツのキャンドル、どんな結びつきがあるかは、本編映像でコメンテーターがズバリ解説!
宗教とキャンドルの関係について、信じる神が違ってもキャンドルやろうそくが使われるのは世界共通。なぜなのでしょうか?
明かりがもたらす人類共通の感情について、本編内のコメンテーターの推測にご注目下さい!

【特派員情報】

ドイツ・ハイデルベルク在住のシュピッツナーゲル典子さんからの情報でした。
 

ハイデルベルク在住のシュピッツナーゲル典子さん

1985年よりドイツ・ハイデルベルク在住。1995年より4年間、チェコ・プラハに滞在。
古き良きマルク時代のドイツから、東西統一後のユーロ時代に生活。主婦・2児の母親・そしてドイツ人の夫の外国人妻という環境のなかで、ジャーナリスト・ライターとして新聞、雑誌、Webサイト等にドイツの情報を発信中。
ホームページ:NORIKO SPITZNAGEL
ブログ: シュピッツナーゲル典子germanwatcherには、お仕事のことやドイツの日常を写真とともに紹介されています。