モンゴルの遊牧民が開発に抗議。全国から馬で集まり広場は糞だらけ!

2011/10/13

内陸アジアのモンゴル国。ロシアと中国という大国に挟まれた広大な草原には国民の3割に当たる遊牧民が暮らしています。モンゴルでは2011年、世界最大級の埋蔵量といわれる炭鉱の開発がスタートし、飛躍的発展の起爆剤として期待されています。
その一方で、平原はトラックが行き交い、草地が荒れ果ててしまいました。炭鉱開発反対の一石が投じられ、首都ウランバートルに遊牧民が馬で大集結。国民のシンボルであるメイン広場は馬糞だらけに!
草原の国モンゴルが、金に目がくらんで石炭と砂漠の国と化すかどうかの瀬戸際です。

モンゴルいえば、大草原に馬。遊牧民にゲル。そして、朝青龍や白鵬…。かつては「元」という世界最大の帝国で、日本やヨーロッパにも攻めてきました。モンゴル国と中国にある内モンゴル自治区は同じ民族。さて人口が多いのはどちらでしょう? この一連の抗議活動に、遊牧民の危機を感じた人も多いことでしょう。
しかし、コメンテーターは、砂漠化した平原の写真からデジャヴュを感じ、未来のモンゴルを肯定的に捉えます。
それはどんなストーリーなのでしょうか?アルフォンス・ドーデの名作『風車小屋だより』がヒントです!

【特派員情報】

モンゴル在住の山本千夏さんからの情報でした。
 

モンゴル在住の山本千夏さん
モンゴル国在住。東京外国語大学モンゴル語科在学中から取材コーディネートと通訳・翻訳業を始め、2002年にモンゴルで起業。年間平均移動距離1万km、モンゴル国全21県踏破の行動派。この道一筋20年の「モンゴルよろづ屋」。