トイレットペーパーは下向き?上向き?

2011/06/30

約10年前に結婚するまで、トイレットペーパーの向きなんか考えたこともなかったのですが、結婚してから、夫は必ず下からペーパーが出てくるようにつけるものだから、こちらの勝手に合わず、「ペーパーは上から引っ張るものだ」と言って躾けて(?)きました。
夫の方はペーパーの向きにこだわりはなかったようで、そうですか、といった感じで、徐々に上向きにつけてくれるようになりました。でもこのアメリカでの「下向きペーパー」はレストランや病院のトイレなどでも見られることもあり、私の働く耳鼻科のオフィスでも、掃除の人はいつも下向きにペーパーを設置しています。

そんなある日、あるトイレットペーパー会社のCMが流れました。非常に興味深かったのは、男の人が「僕はトイレットペーパーは上向きだと思うんだけど、妻は下向きだというんだ。本当はどっちなんだ?」と始まり、MCがその問題を解きましょう!とその会社のペーパー紹介を始めたのです。すると、「トイレットペーパーは下向きに設置すると、柔らか面が表に出るようにできています」と、下向きとしたCMの妻、つまり私と出会うまでは下向きにつけてきた私の夫は正しかったわけだったのです。
そんな柔らか面なんてわからないよ、嘘でしょう!と思っていたら、ある時、こんな違いに気づいてしまいました!

見てください!確かにトイレットペーパーに表裏があります!そして片面が柔らかいのです。
【見てください!確かにトイレットペーパーに表裏があります!
そして片面が柔らかいのです。】

それに下向きにすると、こうやって垂れている部分が
【それに下向きにすると、こうやって垂れている部分が】

少し巻き上げることで、その「だらしなさ」がカバーされ、また、ペーパーを切るときに、
【少し巻き上げることで、その「だらしなさ」がカバーされ、また、ペーパーを切るときに、】

手を置いて紙を切らず、片手で引っ張って勢いで切れるという点や、公のレストランなどでは、カッターが後ろに隠されており、それが下向きだと切れる状態になっているなど、実は「下向きにペーパーを設置する」ことで初めて機能するようにもなっていたのです。
日本では、垂れている部分を三角に整えてあるところも多く、その一手間さに、ときどき帰国するとまたびっくりするのですが、そんな細やかさをアメリカ人が追求することなどありえないわけで、だらしがないなら、隠してしまえ、となっているわけです。


日本のペーパーには表裏があるのでしょうか?

日本方式Japaneseway
【日本方式Japaneseway】

アメリカ方式USway
【アメリカ方式USway】


【特派員情報】

アメリカ・コロラド州在住の平こずえさんからの情報でした。


平こずえさん