ギリシャでは不法移民に大学が占拠された

2011/05/26

ギリシャは中東・アフリカから見るとヨーロッパの玄関口。 1日数百人単位の不法移民がトルコ経由の陸路で、またエーゲ海の島々に漂流船で、たどり着きます。
こんな中、クレタ島からやってきた不法移民たち300人がアテネ大学の校舎の一部を占拠するという事件が起きました。
移民たちは「命からがら逃げてきたのに、なぜここでも迫害を受けなければならないのか。私たちにも生きる権利がある。ギリシャ人と同じ権利を要求する。」と訴えます。

この要求に折れる形で、ギリシャ政府はギリシャに8年間滞在すれば合法と認めると発表。この決定を受け、ギリシャ人からは移民の増大、犯罪の増加、財政の悪化などを心配する声があがっています。

そして、ついにショッキングな刺殺事件も発生。

この一連の動きに、コメンテーターは、謀略のにおいを嗅ぎつけます。
「生きる権利」という人々の共感を利用した手の込んだプロの技ではないかと...。

さらに、日本は「明日は我が身」という感覚を持つべきだと言います。 日本の近隣国で、人権の弾圧が進んだら、経済破綻が起きたら、海を渡って日本を目指す難民が相当出てくることを想定すべき。早期対策が必要!

ギリシャの不法移民、私たちはもっと身近な問題として考えるべきなのです。

【特派員情報】

アテネ在住 有馬めぐむさんからの情報でした。
 

有馬めぐむさん
地球の歩き方 アテネ特派員としても活躍中。
共著に 『「お手本の国」のウソ』(新潮新書) など。







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