シリーズ「世界の泥棒」(14)
郵便受けから盗まれた白地小切手が使われた
~アメリカ・ロサンゼルス~

2011/03/31

アメリカでは、家賃や電気代、スーパーで買い物をした時の支払いなどにチェック(小切手)を使用することが頻繁にある。現金を持ち歩かなくても、支払い金額を書いて自分のサインをすれば現金の代わりに使用できる、というメリットがあるのだろう。
たまに自分の口座を開設している銀行から、キャンペーンと称してブランクのチェックが送られてくることがある。これは、普段、自分が使用するチェックと同様に使用できるものだ。
しかし、家賃や電気代の支払いに使用しているチェックは普段からたくさん作っているので、すでに手元にある。このため、あまり使用の利点が見出せないまま、通常、ゴミ箱行きだ。
ところが、ある日、銀行の口座明細をチェックしていた時、見覚えのない金額を目にすることに。さっそく問い合わせてみたところ、このキャンペーン用のブランクチェックが入った郵便物を私のアパートの郵便受けから盗み出し、自分の電気代の支払いに充てていたことが発覚した。

こんな盗難があることにも驚いたが、私が普段使用しないサインを使用して通している銀行の杜撰(ずさん)な体制にも驚いた。
「もう送ってこないでほしい」と銀行にストップをかけたことは言うまでもない。

ブランクチェック(blank check)=金額が自由に書き込める白地小切手
【ブランクチェック(blank check)=金額が自由に書き込める白地小切手】
  (書き込める金額は、銀行との取引高によって決まる)


【特派員情報】

アメリカ ロサンゼルス在住 大山真理さんの盗難体験でした。

大山真理さん
お問い合わせは、こちらまでメールでご連絡ください。