質実剛健といわれるドイツ人。実はただのケチ?

2011/02/10

質実剛健といわれるドイツ人だが、実際はただケチなだけである。
ケチな理由は…
何でも割り勘、職場には各自コーヒーメーカーを持参し自分が飲みたい分だけ作る、フリーマーケットやバザーが大好きでリサイクル品に抵抗がない、赤ちゃんにも古着、不用品は売りに出す、割引クーポンには目がない、など。

このケチぶりを、コメンテーターは「ダッチ・アカウント(オランダ式会計)」を例に推測します。
もともとダッチという言葉は、「ドイツ」が訛ったもので、イギリス人から見ると、ドイツ人もオランダ人も似たような人々らしい。ゲーテの作品を読んでもケチの理由はわからないが、おそらく気候風土が関係しているのではないかと?
ドイツというと、「歴史ある国」というイメージですが、ドイツという国ができたのは、明治維新を過ぎてからのことです。その後、世界大戦で敗れ、戦勝国への賠償金に苦しんできました。
「大変な苦労をしてきた国」という認識も頭に入れておくことをお薦めします。

 

【特派員情報】

ドイツ・ハノーファー市在住の田口里穂さんからの情報でした。
 

日本で新聞記者を経て、1996年よりドイツ在住。州立ハノーファー大学社会学修士。
ドイツの生活事情や環境、労働問題、オーガニックについて、「NPOごみ・環境ビジョン21」 「婦人公論」「べジィステディゴー」「日経BP社・エコマム」などで執筆しているほか、エコツアーや教育視察のコーディネート及び通訳もしている。共著に『ニッポンの評判』(新潮新書)、『「お手本の国」のウソ』(新潮新書) など。