インドでの安全運転必須条件

2010/04/15

インドでは車を運転するときに3Gが必須とされているそうです。

その3Gとは、 Good Break(良いブレーキ) Good Horn(良いクランクション) Good Luck(幸運) という3Gです。 最近のインドの経済発展には目を見張るものがあります。つい10年前までは、インドで車と言えば「アンバセダー」(写真1)という車種しかなく、たまにフィアット製の車を見かけるぐらいでしたが、現在では日本車、韓国車を初めヨーロッパ車、また最近世界一安い車というふれこみで話題をさらったTATAの車も多く走っています。

インド車の「アンバセダー」
【インド車の「アンバセダー」(写真1)】

3Gというのはアンバセダーしか走っていなかった頃から言われていたフレーズですが、経済規制が緩み外車の輸入が増え車の数が爆発的に増えたにもかかわらず、道路事情が相変わらず悪いインドではまだまた通じています。

インドでは誰も彼もが運転をするときにクランクションをならし続けています。運転する人に言わせると、クランクションをならしてもらうと周りの車の位置関係がわかるそうですが、前後左右全部鳴らしていたら誰の車のクランクションか分からないと思うのですが、習慣なのか必要性があるからなのか、みんながクランクションをならし続けています。

まぁ確かに交通規則などあってなさそうなインドでの運転事情は、乗客として乗っていてもかなりヒヤヒヤするものがあります。特にroundaboutという英国ではよくある環状交差路(インドは元英国領でしたので。Roundaboutはイギリス連邦国や元イギリス領の国ではよくみかけます)では交通ルールがあってないようなものですから、手に汗握るほど怖い経験をすることも。

Horn Please”と後ろに書かれたトラック
【Horn Please”と後ろに書かれたトラック】

ちょっと大きめの車、例えばトラックとかスクールバス等には後ろのところに"Horn Please”とか"Blow Horn"などとクランクションをならすのを奨励しているものもよくみかけます(写真2、写真3)。これだけみんながクランクションを鳴らしまくっているのにこれ以上お願いすることもないと思うんですが...

こちらも“Horn Please”と書かれたトラック
【こちらも“Horn Please”と書かれたトラック】

ちなみに「アンバセダー」という車はインドに人たちには「インドの車」という認識があって、車自体は古めかしく日本車等に比べると運転するのが大変ですが、インドの人たちには大変思い入れのある車のようです。現在は自家用車で乗っている人は少なく、タクシーに使われているものが多いです。車のフォームも独特ですが、黄色と黒に塗り分けられているのですぐわかります(写真1)。

黒と黄色に塗り分けられている車
【黒と黄色に塗り分けられている車 】

タクシーといえばタイなどでもおなじみのトゥクトゥクに似た3輪車(3輪車はフィリピンでもカンボジアでも走っています)も黒と黄色に塗り分けられています(写真4)。
(上記のタクシーに関しましてははニューデリーの事情です。最近ムンバイ(ボンベイ)には行っておりませんのであちらでは事情が違うかもしれません。「アンバセダー」と"Horn Please”に関しましてはインド全体に適すると思います。)

【特派員情報】

エリスさんからの情報でした。