デンマーク人は寒くてもバスタブは使わない!

2009/12/03

薪ストーブやラジエーターのお世話になりっぱなしの、デンマークの冬。さすがに、外は寒いです。でも、こんな時は、あったかいお風呂に入って…と思う のは日本人的考え。デンマークの人たちは、バスタブを使いません。というより、バスタブのない家が多いのです。

それでも、70年代前半までに建てられた家やアパートには、よくバスタブを見かけます。しかし、1973年のオイルショックで、原油が高騰。当時は、灯油ボイラーでお湯を沸かしていた家庭が多かったこともあり、「バスタブにお湯をためて入浴するのを控えるように」という政府広告も出たそうです。

たしかに、デンマークのバスルームは、日本のように流し場がないので、バスタブの中で身体を洗うことになり、一人がお風呂に入り終わるたびに、バスタブのお湯を捨てなければなりません。これでは、水道代も、光熱費もかかり不経済ということで、バスタブはだんだん使われなくなったようです。

デンマーク人は、日本人のように、「寒い日は、お風呂に入って身体の心から暖まりたいな〜」とは思わないのでしょうか。

そもそも、家の断熱がしっかりしていて、一歩家の中に入れば、日本の一般的な家よりはよほど暖かいのがデンマークの家なので、あんまりそういう願望もない ようです。デンマークは、山がない真っ平らな国なので、温泉もありません。だから、お湯につかって「あ~いい気持ち」の経験値が少ないことが幸いしているのかもしれませんね。

子供だけでたらいをバスタブ代わりにして入る 
というわけで、子供は大人と一緒にお風呂に入る訳ではなく、子供だけでこんなたらいをバスタブ代わりにして入る家もありますが…

【特派員情報】

ニールセン朋子さんからの情報でした。